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「帝室技藝員」であった日本画家「望月玉泉(もちづきぎょくせん)」の三周忌追悼記念に、その子である日本画家「望月玉渓(ぎょくけい)」が画いた燕蒔絵丸盆です。 生前お茶(裏千家)を趣味にしていた母が譲り受けた茶道具の一つです。 共箱、青いウコン布、蓋に箱書き、「丸盆」、裏に「望月先生直筆之塗 塗物師」と落款印「宗與?」が、消された跡も(写真10~14)。 木地溜塗の菓子盆の裏には直筆とされる画号と花押が(写真8)。難しい崩し字ですが「望玉渓」と判読、花押とも「望月玉渓」の字体と一致が確認出来、箱書きは「玉渓先生の手による燕蒔絵と画号・花押、この塗りは塗師(ぬし)・宗與による」と解釈出来ます。 ちなみに、画家「望月玉渓」は特に花鳥画を得意とし、崇高で高貴な作と画壇で高い評価。確かに、羽毛まで緻密に描かれた燕は、崇高で高貴さを感じます。 また、塗師「宗與」は、千家十職の一つの塗師中村家「中村宗哲」の歴代なのでしょうか、関連は不明です。なお、中村家は明治以降は茶道具の塗師専業。 大きさ重さはおよそ次の通りです。 丸盆は、直径24cm、高さ1.8cm、 重さ125gです。 共箱は、26cm四方、高さ4.3cm、 重さ475gです。 著名な両日本画家については以下の【】の解説(ネットからの部分引用)を参考にしていただければ幸です。 【「望月玉泉 1834~1913年(大正2年)」は明治~大正にかけて活躍した四条派の日本画家、現在の「重要無形文化財(人間国宝)」の前身とされる「帝室技藝員」であった。 その子「望月玉渓 1874~1938年(昭和13年)」は父に師事し望月派5代目を継ぐ。代々御用絵を描いてきた望月派は、御所にも出入りを許された家系。 「帝室技藝員」とは、戦前の日本で宮内省によって運営されていた、美術家や工芸家の顕彰制度。日本の優秀な美術家・工芸家に帝室(皇室)からの栄誉を授けて保護し、更に斯界の奨励、発展を図ろうとした制度で明治23年設置、昭和22年廃止。】 玉泉三周忌追悼記念の特別の作品であり、経年が100年以上の希少で貴重なアンティークな漆芸品です。共箱、共布は汚れや変色、キズなどは否めませんが、丸盆には目立つような汚れや傷みはなく状態は比較的良好と言えます。アンティークコレクションだけではなく、お茶道具(菓子器)として活用していただければ幸です。
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「帝室技藝員」であった日本画家「望月玉泉(もちづきぎょくせん)」の三周忌追悼記念に、その子である日本画家「望月玉渓(ぎょくけい)」が画いた燕蒔絵丸盆です。
生前お茶(裏千家)を趣味にしていた母が譲り受けた茶道具の一つです。
共箱、青いウコン布、蓋に箱書き、「丸盆」、裏に「望月先生直筆之塗 塗物師」と落款印「宗與?」が、消された跡も(写真10~14)。
木地溜塗の菓子盆の裏には直筆とされる画号と花押が(写真8)。難しい崩し字ですが「望玉渓」と判読、花押とも「望月玉渓」の字体と一致が確認出来、箱書きは「玉渓先生の手による燕蒔絵と画号・花押、この塗りは塗師(ぬし)・宗與による」と解釈出来ます。
ちなみに、画家「望月玉渓」は特に花鳥画を得意とし、崇高で高貴な作と画壇で高い評価。
確かに、羽毛まで緻密に描かれた燕は、崇高で高貴さを感じます。
また、塗師「宗與」は、千家十職の一つの塗師中村家「中村宗哲」の歴代なのでしょうか、関連は不明です。なお、中村家は明治以降は茶道具の塗師専業。
大きさ重さはおよそ次の通りです。
丸盆は、直径24cm、高さ1.8cm、
重さ125gです。
共箱は、26cm四方、高さ4.3cm、
重さ475gです。
著名な両日本画家については以下の【】の解説(ネットからの部分引用)を参考にしていただければ幸です。
【「望月玉泉 1834~1913年(大正2年)」は明治~大正にかけて活躍した四条派の日本画家、現在の「重要無形文化財(人間国宝)」の前身とされる「帝室技藝員」であった。
その子「望月玉渓 1874~1938年(昭和13年)」は父に師事し望月派5代目を継ぐ。代々御用絵を描いてきた望月派は、御所にも出入りを許された家系。
「帝室技藝員」とは、戦前の日本で宮内省によって運営されていた、美術家や工芸家の顕彰制度。日本の優秀な美術家・工芸家に帝室(皇室)からの栄誉を授けて保護し、更に斯界の奨励、発展を図ろうとした制度で明治23年設置、昭和22年廃止。】
玉泉三周忌追悼記念の特別の作品であり、経年が100年以上の希少で貴重なアンティークな漆芸品です。共箱、共布は汚れや変色、キズなどは否めませんが、丸盆には目立つような汚れや傷みはなく状態は比較的良好と言えます。アンティークコレクションだけではなく、お茶道具(菓子器)として活用していただければ幸です。